汗疹への対策

2019-08-23

夏になると気になるのが、「あせも」。子供だけではなく、大人にも起こりやすい症状です。汗をかきやすい首やひじの内側、ひざの裏側をはじめ、背中や胸まで広範囲にあせもができてしまうことがあります。

汗を出す「汗腺」の数は3歳ぐらいまでに決定するとされており、幼少期にしっかり汗をかくことで汗腺が発達し、体温調節機能を高めることができると言われています。
あせもができるのは、かいた汗が肌の表面へ流れ出ることができず、汗管に汗が詰まってしまうことが原因です。汗をかいたら早めにシャワーなどで流して皮膚を清潔に保つ、すぐにシャワーを浴びることができない場合はタオルなどで拭く、ことが大切です。

汗をかいたらシャワーで汗と汚れを流し、1日を終えた夕方以降にゆっくり湯船に入って、体を洗うようにすること、ひじの内側・ひざの裏側は皮膚が薄く、また汚れが溜まりやすいので、石けんをよく泡だてて優しく洗うこと、そしてお風呂上がりには保湿を忘れずにしましょう。

あせもができてしまった場合は、できるだけ触らないようにすることと、やさしく洗って清潔に保つことが大切です。とびひになっている、広範囲に広がっている、引っ掻いて傷になっている、かゆみが強いなどの場合は、医師に診てもらいましょう。

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