手洗い後に気をつけること

2020-03-18

新型コロナウイルス予防のために大切な手洗い。手洗い後、水を止めるためにピカピカの手で水道のレバーに触ったりしていませんか? せっかくの手洗いを残念な手洗いにする落とし穴があります。

爪も、爪と皮膚の境目も、親指の付け根も念入りに、20秒以上手を洗ってピカピカになったのに、キレイになったその手で水道のレバーに触れて水を止めていませんか?手洗い後にレバーなどに触れてしまうと、せっかくキレイにした手が再び汚れてしまいます。水を止める時には、ペーパータオルを使いましょう。ペーパータオルがない場合には、手指を使わず、肘などを使って操作するようにしましょう。

また、濡れた手でヘアスタイリングしたり、パッパッと水を払ってドアノブを触ったりしていませんか? 髪の毛には誰かのくしゃみや咳で飛び散った飛沫によってウイルスが付着している可能性があります。ドアノブには、何らかのウイルスや細菌を含む飛沫に触った誰かの手を介した微生物が付着しているかもしれません。濡れた手からさまざまな表面へ移動するウイルスや細菌などの微生物の数は、完全に乾いた手からの移動の数より多いことが示されています。濡れた手を介して自分や周りの人にウイルスなどの微生物を運んでしまうことがないよう、手はしっかり乾燥させましょう。

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