流行り目とは?

2018-10-29

流行性角結膜炎(はやり目)はアデノウイルスというウイルスの感染が原因となる病気です。

感染すると、5日~2週間の潜伏期間の後、「目やにが出る」、「涙が出る」、「まぶしい」などの症状が現れます。

まぶたは腫れ、結膜がむくみ、充血がみられるようになります。

そして、発症1週間頃から角膜に点状の濁りが現れることがあります。

目の症状以外にも、耳前リンパ節の腫れ・圧痛が特徴的な症状としてみられます。

発症は夏に多く、1~5歳を中心とした小児に多いとされていますが、成人も含めて幅広い年齢でかかります。

ウイルスに効く薬はありませんので、ウイルスへの抵抗力を高めるために、栄養補給に十分に休息することが重要です。他の感染を防ぐため抗菌点眼や炎症を押さえるため低濃度のステロイド点眼などを使用します。

アデノウイルスは非常に伝染性が高いウイルスで、主に手を介して伝染します。

手で目をこすらない、良く手洗いをする、などを心がけましょう。

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