気管支炎とは?
2018-11-16
気管支炎とは、下気道(気管、気管支)に炎症を起こす病気の総称です。数日から数週間で治癒する急性気管支炎と、3か月以上症状が続く慢性(遷延性)気管支炎に分けられます。気管支の末梢である細気管支という部分に炎症を起こす病態を細気管支炎といいます。
原因としてはウイルス、細菌などによる感染症・アレルギー・喫煙・大気汚染・化学物質などがあります。原因により治療方針が異なりますが、細菌による気管支炎には抗生物質を使用します。
感染症が原因となる気管支炎の症状は炎症による発熱、咳、痰です。全身倦怠感、食欲不振、胸の痛みが起こることもあります。小児の場合には気管が狭くなり、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が聞こえることもあります。
感染症による気管支炎の予防のためには、日頃からの手洗い・うがい・マスクの着用が有効的です。
←「インフルエンザについて」前の記事へ 次の記事へ「マイコプラズマ肺炎」→