肺炎と風邪の違いとは?
2018-11-28
肺炎の主な症状は、せき、発熱、たんなど、かぜの症状と似ているため、“かぜをこじらせたもの”と考えられがちですが、肺炎とかぜはちがいます。肺炎では、細菌やウイルスなどの病原体が、肺胞(酸素と二酸化炭素のガスの交換を行う役割があります)に感染して炎症を起こします。
息切れ、黄色~緑色の痰、38度以上の高熱などの症状が長く続き、一般的なかぜよりも症状が重くなります。息が浅くなる、呼吸が速い、ぐったりする、食欲が無いなどは、気づきにくい症状のため、肺炎と気づかないまま悪化させることがあります。
バランスのいい食事や適度な運動、うがい・手洗いなどを心がけ、体調が優れないときには、早めに診察を受けましょう。
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