女性に多い膀胱炎

2018-12-21

膀胱炎は女性に多い病気で、ほとんどは尿道から大腸菌をはじめとする細菌が入り込んで起こります。特に女性は尿道が短く、菌が膀胱に入りやすいので膀胱炎になりやすく、繰り返す方も多いようです。

膀胱炎の主な症状として、排尿痛、頻尿、排尿時の不快感、血尿などがあります。

治療としては、抗生物質や抗菌剤を投与になります。数日薬を服用した後、自覚症状がなくなり、尿検査で菌が消失すれば内服薬を中止できます。

以前は膀胱炎はどんな抗生物質を飲んでも効きましたが、最近は耐性菌が多く存在するため、細菌検査で薬剤感受性を見つつ薬を選択しないと、簡単に慢性化するようになりました。慢性化を防ぐためにも、早めに医師の診察を受け適切な治療を受けましょう。

薬をきちんと飲み、水分をいつもよりたっぷりととるようにしましょう。そして、新陳代謝を高める(特に下半身の冷えなどに注意する)、刺激物(熱いもの、辛いもの、アルコールなど)は避けることも治療中には大切です。

また日常生活においては、尿を我慢しないこと、水分を多く摂る、性交後は必ず排尿することが、効果的な予防法です。

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