咳喘息とは

2019-01-08

咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。一般的な喘息と同様、気道が狭くなり、いろいろな刺激に対して過敏になって、炎症や咳の発作が起こります。

室内外の温度差や、大気汚染、運動、飲酒、ストレスなどのほか、ホコリやダニなどのいわゆるハウスダストが発作の要因になるといわれており、患者数は年々増加しています。

この病気は、特にアレルギーのある人に多いとされています。アレルギー反応によって、気道が炎症を起こしてしまうためです かぜに併発して起こることが多く、かぜをひいたあとに2~3週間以上、咳が続くことがあれば、この病気の可能性があります。喘息に見られるゼイゼイ、ヒューヒューといった喘鳴や呼吸困難はありません。また、発熱や痰(たん)などの症状はほとんど出ません。

咳喘息は喘息の前段階ともいわれています。咳喘息を放置すると、本格的な喘息に移行してしまうことがあるので、そうなる前に正しい治療をし、健康管理を続けることが大切です。

気になる症状があれば専門医で詳しく診てもらうことをおすすめします。

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