新年度に気をつけたいこと

2019-04-03

新年度になりましたね。新入園・入学・進級されたみなさん、おめでとうございます。この時期、生活環境の変化で体調を崩す子どもも多くいます。

春4月~5月頃は、冬の感染症が収束する時期です。春から流行する病気は少ないですが、入園や進級などの生活の変化で、お子さんたちは体調を崩しがちな季節になります。鼻水や発熱などの初期症状を見逃さないようにしましょう。

年間を通して、注意が必要なのは感染症の1つが、RSウイルス感染症です。飛沫感染、接触感染で発症します。風邪に似た症状で大人に感染しても軽い症状で済みますが、1歳未満の乳児に感染すると、重篤化する危険性もあります。

また、溶連菌感染症にも注意が必要です。症状は、のどの痛みや嘔吐、舌の発疹です。発疹はイチゴのように赤くブツブツができます(イチゴ舌)。抗生物質の投与で治りますが、ぶり返すことのある感染症です。処方された薬を飲みきるとともに、最後に検査を受けて完治したことを確認しましょう。

環境の変化が大きい新年度初め、体調がいまいちかなと思ったら、早めに受診するようにしましょう。

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