蕁麻疹とは

2019-09-17

蕁麻疹とは、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。大抵は痒みを伴いますが、チクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。個々のブツブツや赤みは数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらいまで続くものもあります。症状が激しい場合には次々と新しい皮疹が出没し、常に皮疹が現れているように見えることもあります。皮膚の盛り上がりの大きさは1~2mm程度のものから手足全体位のものまで様々で、また一つ一つの膨疹が融合して体表のほとんどが覆われてしまうこともあります。形もまた様々で、円形、楕円形、線状、花びら状、地図状などがあります。

蕁麻疹の治療はまず、できるだけ原因・悪化因子を探し、それらを取り除く、または避けるようにすることです。そして抗ヒスタミン薬または抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬での治療になります。痒みを軽減するために、外用薬が使われることもあります。

生活上の注意点としては、蕁麻疹の増悪因子となりやすい疲労やストレスをできるだけ溜めないようにする事が大切です。

Copyright(c) 2018 Sakura Clinic All Rights Reserved.