マスクによる肌トラブルとは

2020-06-10

新型コロナウイルスの蔓延によって、欠かせないアイテムであるマスクですが、肌にとって大きな負担を強いることも事実です。

なぜマスクが肌荒れを引き起こすのか、大きな原因が次の3つになります。

1. 使用素材によるダメージ

化学繊維などの素材により、かゆみやかぶれなどが発生します。

2. 蒸れによる雑菌の繁殖

半ば密閉空間ともいえるマスク内は、呼気による適度な湿度と温度で雑菌が繁殖しやす環境です。口周りにニキビが発生しやすくなります。

3. 摩擦によるバリア機能の低下

マスクを着用すると、肌との摩擦は避けられません。特に使い捨てマスクで使用されている不織布は繊維が硬いため、より摩擦が起こりやすくなります。

これによってバリア機能が低下、そして肌の乾燥を招き、様々なトラブルの原因になってしまいます。

マスクによる擦れやこもった湿気でバリア機能が低下した肌に刺激は禁物です。

クレンジングや洗顔は、刺激の少ない肌にやさしい成分やテクスチャーのものを選びましょう。また乾燥肌に傾きがちなので、洗顔後はいつも以上に念入りな保湿を心がけましょう。

それでも症状が悪化してしまった場合には、早めに医師の診察を受けることをお勧めします。

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