中耳炎になってしまったら
2018-12-10
中耳炎とは、鼓膜(こまく)の奥にある「中耳」が炎症を起こす病気です。適切な治療を行わないと「急性中耳炎」や「滲出性中耳炎」に移行してしまったり、再発を繰り返す「反復性中耳炎」になったりします。ひどい場合、鼓膜を切る手術をして治療するケースもあります。
中耳炎になると、「耳が痛くなる」、「聞こえづらくなる」、「熱が出る」、「耳だれが出る」、などの症状がみられます。
中耳炎の原因のほとんどは鼻水だと言われています。鼻水には細菌が住みついていて、これが耳の中に入ってしまうことにより、中耳炎を引き起こします。
中耳炎にはいろいろな種類があり、痛みや熱があるもの、ないもの、膿が出るもの、繰り返すものなどがあります。中耳炎は放っておいても自然には治りません。適切な治療やケアを行わないと、中耳炎は何度もくりかえし発症してしまいます。中耳炎かな?と思ったら早めに医師の診断を受けましょう。
また、夜間に急な耳痛がある場合は、応急処置として保冷シートなどを適当な大きさにカットし、耳を包むように貼って耳を冷やす/鎮痛解熱剤を服用すると良いでしょう。
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