咽頭炎について
2019-06-25
咽頭炎とは、ウイルスや細菌感染による喉の炎症です。咽頭は鼻や口を通して直接、外と接するところなので、感染を起こしやすいところです。喉の症状だけでなく、発熱や倦怠感、吐き気といったさまざまな症状が現れることがあります。原因となるウイルスや細菌によっては、肺炎や脳症などの合併症が起こる可能性もあるため、注意が必要です。
咽頭炎では、喉の痛みや違和感、ものを飲み込んだときの痛みが挙げられます。
子供の場合には、喉が痛くて水分や食事がうまく摂取できなくなると、脱水症状を起こすこともあるので気を付けましょう。
咽頭炎の治療は、対症療法が中心となります。喉の痛みや発熱に対して解熱鎮痛剤を用いたり、脱水にならないように水分摂取をこまめにすること、刺激物を避けるなどを心がけましょう。
咽頭炎は、風邪の一環として発症することが多いため、インフルエンザの流行に合わせて予防接種を行うことや、日頃から手洗いやうがいを徹底するなどの予防することを心がけましょう。
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