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新形コロナウイルス蔓延下の診察につきまして
新型コロナウイルス感染症とは、過去ヒトで感染が確認されていなかった新種のコロナウイルスが原因と考えられる感染症です。
「手洗い」や「マスクの着用」を含む「咳エチケット」などの感染症対策が重要です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。 また普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
病院は通常通り営業しており、患者様のご症状や渡航歴を事前確認の上、安全と衛生的を考慮してお通ししております。
事前に伺う内容として、14日以内に中国本土へ渡航歴がないか、患者様ご本人だけでなく、ご家族にも渡航された方はいらっしゃらないか。また発熱、咳、嘔吐、下痢の有無などを確認させて頂いた上で、診察案内をしております。
社会不安のある中、体調不安等心配ごとが多いかと思います。そんな時は、まずは病院に電話をし、日本語で医療相談をしましょう。
自律神経失調症とは?
冷え症や睡眠不足・食事の変化・ホルモンの変化などのきっかけや、会社や家庭のストレスなどの環境の変化などで、自律神経のバランスが崩れ、体や心のバランスが乱れる状態を、「自律神経失調症」といいます。その結果、疲れやすさ・だるさ、便秘や下痢、頭痛やほてり、喉の違和感や動悸、しびれや手の汗、頻尿や残尿感などの体の症状が出てしまうのです。
「自律神経失調症」とは、自律神経は働いているがバランスか崩れている状態を指します。内臓の検査で調べても体や神経に何か悪い病気や異常は見つからないというのが「自律神経失調症」の特徴です。
自律神経のバランスの乱れの多くは睡眠不足や生活のリズムの乱れ、体力的な疲れや食生活の変化などが原因です。ゆっくりと休む時間を取ることや、規則正しい生活リズムの回復を目指すことで自律神経失調症の改善を図りましょう。
また症状に応じて、医師と相談の上、お薬での治療という方法もあります。
気になる症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。
頭痛の種類について
若い女性に多いのが、片頭痛です。片側のこめかみから眼のあたりに痛みがあり、ズキンズキン、ガンガンと脈打つように痛いのが特徴です。頭の血管の拡張と炎症・ストレス・遺伝(特に母親も片頭痛の場合)などと関連していると言われています。
後頭部を中心に両側に痛み、ギューと締め付けられる痛み、首や肩のこり、目の痛みを伴うのが、筋収縮型頭痛です。精神的ストレス・同じ姿勢での作業など身体的ストレスなどが原因の大半です。
左右どちらかの目の奥に痛み、キリキリ突き刺すような激しい痛み、目の充血、涙目、鼻づまりを伴う場合は、群発頭痛かも知れません。季節の変わり目と関連しているのではと、言われています。
突然痛くなった、今まで経験したことのない痛み、痛みの回数や強さがだんだんひどくなってきている、字が読みにくい、書きにくい、頭が働かない など、いつもと違う様子が見られる際は、生命に関わる重大な病気(クモ膜下出血、脳腫瘍、脳卒中など)が関係している場合があります。
頭痛の原因によって効果のある薬も異なります。頭痛でお困りの場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
子どもの病気を予防するには?
かぜやウイルスによる感染症などが流行する季節です。あかちゃんやこどもの病気を予防するために、日頃気をつけたいことには以下のようなものがあります。
室温と湿度 インフルエンザウイルスは低温乾燥の環境を好みます。部屋の温度は20℃くらいに調節し、室内の乾燥に気をつけましょう。
衣類の調節
衣類は着せすぎると冬でもあせもになることがあります。重ね着で調節しましょう。また、外出時は戸外と乗り物や店内などとの気温差が大きいので上着はこまめに脱ぎ着させましょう。
外出するとき
散歩やお出かけは人込みを避けて、昼間の暖かい時間帯にしましょう。帰省や旅行は、あかちゃんやこどもを最優先に、短時間で楽に移動できるスケジュールを組みましょう。
夜間や休日の受診
夜間や休日に具合が悪くなったとき、また容態が急変したり、大けがなどで受診する必要があると判断した場合には、夜間、休日、救急診療を行っている医療機関を受診しましょう。
この時期は乾燥肌に要注意!
冬は特に空気が乾燥します。大人よりも皮膚の薄い子どものお肌はどうしても乾燥しやすくなります。
乾燥肌になると、お肌がカサカサになり、ひどくなってくると痒くなってきます。乾燥肌が痒くて掻きむしってしまって、それが傷になってしまうということもあります。傷が出来るとお肌は痒みをより強く感じてしまい、引っ掻いてしまうという悪循環になってしまいます。そのため、肌に痒みが出たり、傷を作る前に、日頃から肌を乾燥させないように注意することが大切です。
肌を乾燥から守るためには、乾燥を防ぐと同時に、肌を保湿するスキンケアが重要です。一般的にはお風呂上がりが一番です。ベビーローションや保湿クリームなどを塗るようにしましょう。
皮膚を作るためには沢山の栄養素が必要で、偏食や食事制限、ダイエットなどにより、バランスが崩れると、皮膚の乾燥がひどくなってしまいます。乾燥肌対策には、バランスの良い食事も大切です。
そして、気になる症状がある場合は、酷くなる前に早めに医師に相談しましょう。
長引く咳に要注意!
風邪はすっかり治ったはずなのに、しつこい咳がいつまでも続く…。もしかしたらマイコプラズマ肺炎かもしれません。
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌のようなものによって起こる呼吸器感染症で、長期にわたって咳が続くのが特徴です。主に気道に感染し、気管支炎や肺炎などを引き起こします。初期は普通の風邪と同じように、発熱や喉の痛み、全身の倦怠感などの症状が現れ、次第に痰のからまない乾いた咳が出るようになります。熱が下がったあとも、3週間~4週間にわたって咳が長引くことがあります。
一般的な肺炎の場合は痰をともなうため、聴診器を当てるとゼロゼロするような呼吸音が聞こえますが、マイコプラズマ肺炎の場合はそのような雑音が聞こえないので、なかなか診断がつかないこともあります。夜間にひどく咳が出て、日中は比較的元気に過ごせる場合も多いのですが、長い間放置していると重症化してしまったり、中耳炎、脳炎などの合併症が起こる可能性もあるので注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎は薬で治療できます。気になる症状がある時は、医師に相談しましょう。
ノロウイルスとは
ノロウイルスに感染することで発症する病気です。症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などが挙げられます。
感染経路には、ウイルスに汚染された貝類などを十分に加熱せずに食べてしまう経口感染、感染者の嘔吐物や糞便の粒子を空気中から取り込んでしまう空気感染、嘔吐物などの飛沫を吸い込んでしまう飛沫感染、ウイルスを食べものなどを介して取り込んでしまう接触感染などがあります。
潜伏期間は通常12~48時間ほど。発症してから3日間が最も感染力が強いと言われています。発症後1週間は人に移してしまう可能性があります。
11月~3月頃になると感染者が増え、12月~2月にピークを迎えることが多いです。年齢を問わず誰でもかかる病気ですが、乳児は重症化しやすいの注意が必要です。
ノロウイルスには多くの種類があるため、ノロウイルスに感染して免疫ができてもまた違う種類のノロウイルスに感染してしまうことがあります。
秋は急に寒くなることもあり、子どもだけでなく大人も体調をくずしやすい時期です。子どもと一緒にママも感染予防をしっかりとして、楽しい秋を過ごしましょう。
子どもの咳
咳は発熱とならんで、子どもの病気の代表的な症状です。子どもの揚合、よくみられるのが、かぜ等の呼吸器感染症、気管支喘息、副鼻腔炎等です。
子どもが咳くときの音を聞いてみると、軽い調子の「コン、コン」という乾いた感じの咳(乾性咳嗽)や、痰がからんだ「ゴホン、ゴホン」という湿った感じの咳(湿性咳嗽)があります。まれに「ケン、ケン」と犬が吠えるように聞こえる犬吠様咳嗽という咳もあり、呼吸困難につながる重症の病気の症状のこともあります。
子どもの咳の原因としてよくみられる病気には、ウイルスや細菌に感染して起こる呼吸器感染症、気管支喘息等があります。一般に、咳の続く期間が比較的短ければ、急性の感染症を起こしている可能性が高いと言われています。
咳の症状に応じて、痰を取り除く薬(去痰薬)や気管支を広げてあげる薬(気管支拡張薬)など用います。呼吸器感染症の場合は、咳の症状があれば必要に応じて咳止めを使います。
子どもの咳は、体の中に何らかの異常があることを伝えるサインです。咳が出始めたら注意深く観察し、早めに医師の診察を受けましょう。
インフルエンザの症状とは?
インフルエンザウイルスによっておこる呼吸器の感染症です。ふつうのかぜとは重症度が違い、気管支炎、仮性クループ(声を出す喉頭が炎症をおこしてはれる病気)、肺炎などの呼吸器の病気や脳炎・脳症を起こして重症化しやすい病気です。
約1~4日の潜伏期の後でまず高熱が出て、だるさ、のどの痛み、頭痛などの症状がでます。必ずしもせきや鼻水がひどくなるわけではありません。声がかれてケンケンとしたせきが出る喉頭炎(クループ)になることもあります。年齢によりますが、頭痛や腹痛などの症状が出ることもあります。熱は4~5日続いて、その間に気管支炎や肺炎をはじめとする合併症がおこることがよくあります。
伝染力が強く、熱が下がってもその後数日間はほかの人にうつす可能性が高いので、家での安静を心がけましょう。
インフルエンザワクチンは発病予防だけでなく、重症化予防として接種することをおすすめします。ワクチン接種によって発病や重症化が予防できるケースが多く、結果として脳炎の予防にもなります。また、妊娠中に母親が受けると生まれた赤ちゃんにも予防効果があります。
長引く風邪に要注意
中秋月も過ぎて香港も少しずつ朝晩の涼しい日が増えてきました。
この季節の変わり目で、風邪を引かれる方もいらっしゃると思いますが、咳だけが長引いているなんて事はありませんか?長引く咳には注意が必要です。
咳が続いていても、風邪が治っていないだけかな?と軽く考えがちですが、2週間以上続く咳は風邪ではない可能性があります。
近年増加していると言われているのが咳喘息です。咳喘息は喘息の一歩手前の状態と言われ、気道の粘膜に常に炎症が起こっている状態です。風邪がキッカケで発症する事が多いですが、花粉やストレスが原因になることもあります。これを放置してしまうと3人に1人は気管支喘息に移行してしまうと言われています。長引く咳でおかしいな?と思われたら早めに医師に相談しましょう。
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