Archive for the ‘お知らせ’ Category
りんご病とは
りんご病とは伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)の別名でヒトパルボウイルスB19が原因のウイルス感染症です。症状としては、ほほに紅色の皮疹(ひしん)紅斑(こうはん)が現れます。また、風邪を思わせる症状や関節痛、全身倦怠感などが先に現れる事もあります。5~10歳の子供が比較的かかりやすいと言われており、流行期には未就学児や保護者なども感染することがあります。
最初に発熱、頭痛、筋肉痛、疲れる等の症状が出始め、その後1週間して発疹が出ます。特徴的な症状として、頬にできる紅色の皮疹(ひしん)紅斑(こうはん)で、平手打ち様紅斑(ようこうはん)、りんご様紅斑(ようこうはん)、蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)《蝶が羽を広げたような形》と表現されます。1~4日後には手足や胴体にも紅斑が出現し、2日程度経過すると不規則に退色してレース様、まだら模様に変化してきます。紅斑はかゆみや熱感を伴うこともあります。1~3週間程度で消えることが多いです。
症状に合わせて、解熱鎮痛剤やかゆみ止めを使用します。りんご病かなと思ったら、早めに医師の診察を受けましょう。
汗疹への対策
夏になると気になるのが、「あせも」。子供だけではなく、大人にも起こりやすい症状です。汗をかきやすい首やひじの内側、ひざの裏側をはじめ、背中や胸まで広範囲にあせもができてしまうことがあります。
汗を出す「汗腺」の数は3歳ぐらいまでに決定するとされており、幼少期にしっかり汗をかくことで汗腺が発達し、体温調節機能を高めることができると言われています。
あせもができるのは、かいた汗が肌の表面へ流れ出ることができず、汗管に汗が詰まってしまうことが原因です。汗をかいたら早めにシャワーなどで流して皮膚を清潔に保つ、すぐにシャワーを浴びることができない場合はタオルなどで拭く、ことが大切です。
汗をかいたらシャワーで汗と汚れを流し、1日を終えた夕方以降にゆっくり湯船に入って、体を洗うようにすること、ひじの内側・ひざの裏側は皮膚が薄く、また汚れが溜まりやすいので、石けんをよく泡だてて優しく洗うこと、そしてお風呂上がりには保湿を忘れずにしましょう。
あせもができてしまった場合は、できるだけ触らないようにすることと、やさしく洗って清潔に保つことが大切です。とびひになっている、広範囲に広がっている、引っ掻いて傷になっている、かゆみが強いなどの場合は、医師に診てもらいましょう。
そろそろ秋新学期
夏休みもそろそろ終わり、新学期が始まる香港です。夏休み明けは、環境の変化からストレスを感じやすくなりがちです。子どもが新たな環境に慣れ、快適に過ごしていくにはストレスサインや症状を感じ取り、適度に発散させていくことが重要です。
子どもがストレスを感じているサインは、以下のようなものが挙げられます。
・学校での活動への意欲がない
・挨拶に元気がない
・発熱・腹痛が多くなった
・嘔吐、気持ち悪さを感じる頻度が多くなった
・アレルギー症状の悪化、新たな症状の出現
・睡眠の質の低下
子どものストレスサインを感じたら、ゆっくり話したり、スキンシップをとったりする時間を意識的に設ける/ 定期的に、好きなことを存分にさせるなどが効果的だと言われています。
登園・登校しぶりを見せた場合は、まず「行きたくない気持ちを受け止めること」を心がけることが大切です。子どもの気持ちに共感し、認めてあげることで、子どもの感情の波や不安定さが落ち着いて、登園・登校できることもあります。スクールカウンセラーや、臨床心理士、医師などに相談することも大切です。
子供の鼻水対策
風邪症状の代表“鼻水”。
いつものことだから・・・と放っておくと、気がついたら悪化して副鼻腔炎になることもあります。知っているようで意外と知らない、鼻水に関する基本的知識やマメ知識をお伝えします。
ウイルスに感染して、鼻の粘膜が過剰に刺激されると、いわゆる鼻風邪といわれる急性鼻炎の症状を引き起こします。またスギなどの花粉や、ダニやホコリなどのハウスダストといったアレルギーの原因になるものが、体内に侵入してアレルギー物質を作り、鼻水などを引き起こします。
鼻水悪化で子どもに起こりやすい症状としては、副鼻腔炎(急性・慢性・蓄膿症)、後鼻漏、そして中耳炎が挙げられます。
子どもは鼻をすすってしまったり、上手く鼻をかめなかったりするので、こまめに鼻水を取り除きましょう。
お家でできる対策として、部屋の湿度を高める、鼻をかませる、綿棒や鼻水吸い器を使って鼻の粘膜を傷つけないように詰まった鼻水を取り除きましょう。また、蒸しタオルを鼻にあてたり、吸入器で蒸気を吸うことで粘稠度のある鼻水を排出しやすくすることも良いでしょう。
はやり目とは…
イボについて
イボとは、皮膚から盛り上がっている小さなできもの一般を指す俗語です。
一般的なイボは、ウイルスが感染してできるイボで、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれます。また水イボ(=伝染性軟属腫)や老人性イボ(スキンタッグ、脂漏性角化症)などがあります。
ヒト乳頭腫ウイルスというウイルスの一種が皮膚に感染してできるのが、ウイルス性疣贅です。小さな傷があるとそこから皮膚に入り込み、表皮の基底細胞に感染し増え続けます。超低温の液体窒素を綿棒などに染み込ませて、患部を急激に冷やすことにより、皮膚表面のウイルスが感染した細胞を壊死させ、新たな皮膚の再生を促す治療を行います。
水イボ(伝染性軟属腫)は、ほとんどが子供にできます。伝染性軟属腫ウイルスが原因で、身体にできることが多く、手のひら足の裏にはほとんどできません。
治療方法は、リングピンセットで水イボをつまみ、中にあるウイルスの塊を取り出す方法です。水イボが自然に治ることも多い病気であるため、時間は少しかかっても塗り薬など痛みの少ない方法で治療すべき言う考えや、放っておいてもよいと言う考えもあります。
ウイルス性のイボの場合、増殖したり転移する可能性があるので、再発に気をつけましょう。水イボの場合、他人に感染することがあり、タオルや足拭きマットなどの共用は避けましょう。
子供の熱中症について
夏は熱中症が最も多くなる季節です。高温の炎天下にいると、大量の汗で体の水分や塩分が失われ、体温調節がうまくできなくなります。子ども(乳幼児・幼児)は体温調節機能が未発達で、汗をかく機能が未熟なため、暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまいます。
幼少期の子どもは大人よりも身長が低い為、地面からの照り返しの影響を強くうけます。大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいることになります。
また子どもは自分で自らの体調の変化を訴えられないことがあります。屋外でずっと遊んでいると、その楽しさに夢中になってしまい、身体に異変が起きていても気づきません。異変がないか、周囲の大人が気にかけましょう。
軽いめまいや頭痛がある場合、衣類を緩め、涼しいところに頭を低くした状態で寝かせます。睡眠がとれているのにあくびをしていたり、汗を大量にかいていたりする時は、注意が必要なサインです。だるさや吐き気、それに頭痛やけいれんが起きたりすれば、熱中症の状態が重くなっているかもしれません。早めに病院を受診しましょう。
咽頭炎について
咽頭炎とは、ウイルスや細菌感染による喉の炎症です。咽頭は鼻や口を通して直接、外と接するところなので、感染を起こしやすいところです。喉の症状だけでなく、発熱や倦怠感、吐き気といったさまざまな症状が現れることがあります。原因となるウイルスや細菌によっては、肺炎や脳症などの合併症が起こる可能性もあるため、注意が必要です。
咽頭炎では、喉の痛みや違和感、ものを飲み込んだときの痛みが挙げられます。
子供の場合には、喉が痛くて水分や食事がうまく摂取できなくなると、脱水症状を起こすこともあるので気を付けましょう。
咽頭炎の治療は、対症療法が中心となります。喉の痛みや発熱に対して解熱鎮痛剤を用いたり、脱水にならないように水分摂取をこまめにすること、刺激物を避けるなどを心がけましょう。
咽頭炎は、風邪の一環として発症することが多いため、インフルエンザの流行に合わせて予防接種を行うことや、日頃から手洗いやうがいを徹底するなどの予防することを心がけましょう。
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは、6月から初夏にかけて流行し、乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的なウイルス性の感染症です。主に「コクサッキーウイルスA群」が原因で、ウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかってしまうことも珍しくありません。
まれに大人も発症しすることがあります。
症状は、39℃以上の熱が1~3日つづくと同時に、のどが赤く腫れて小さな水疱がたくさんできます。水疱は2~3日でつぶれて黄色い潰瘍になります。のどの痛みが強いために、食事や飲みものを受けつけなくなることから、脱水症状を起こすこともあるので注意が必要です。
特効薬はありませんが、口内炎(口の中にできた潰瘍)に対して鎮痛解熱薬で痛みを和らげたり、粘膜保護剤の軟膏などで治療をしていきます。
のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。食べものは、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。
後鼻漏とは?
子どもの咳は風邪によるものが1番多いです。風邪による咳は風邪が治れば治まりますが、長引く咳では喘息や慢性気管支炎によるものがよく知られていますが、もう一つ忘れてはいけない原因が鼻水です。鼻水は鼻の入り口にたまっていれば鼻をかめば済みます。しかし、鼻の奥の方からのどにかけて鼻汁が垂れ下がったり、鼻づまりがある場合は、鼻をかむだけでは症状が改善されません。鼻水がのどに流れ込むことを後鼻漏と言います。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)などの鼻の病気や、風邪等にかかると鼻水の分泌量が増えると同時に後鼻漏も増えていきます。仰向けで寝ると、後鼻漏が急激にのどに流れ込み、のどを刺激して咳き込んで、眠りの妨げになることがしばしばあります。また、起き上がったときに流れ込んだ鼻汁を出そうと咳が出ます。
このような後鼻漏による咳は咳止めでは治りません。鼻の中をキレイにする、鼻水をコントロールすることが大切です。鼻すすりをする、しょっちゅう鼻水が出る、口呼吸をしている、などの場合は後鼻漏の可能性があります。気になる場合は早めに医師の診察を受けましょう。
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